子供傘のお客様の使用感覚の実態を調査すべく、100人のお母様とそのお子様約150人にご足労願い面談調査を実施致しました。
●手元(持ち手部分)を11種類(大きさ&太さ違いのもの)準備いたしました。
●傘は下記の表に記載しているサイズを用意しました。
子どもたち自身に手元を持ってもらい、その中から自分にちょうど良く持ちやすい大きさと太さのものを選んでもらいました。
傘のサイズ(親骨の長さ)は子供本人とお母様、そして弊社スタッフ2人で話し合いながら確認しました。
その時のデータがサイズでお悩みの方々の参考になればと思い掲載します。
※お子様の体型や大きさの感覚とお母様の考え方には個人差があります。
親骨の長さ | 適応身長の目安 |
35p | 80cm〜85cm |
38p | 80cm〜90cm |
40cm | 80cm〜95cm |
43cm | 85cm〜100cm |
45cm | 90cm〜105cm |
47cm | 95cm〜110cm |
50cm | 105cm〜120p |
53cm | 115cm〜130cm |
55cm | 120cm〜140cm |
58cm | 135cm〜160cm |
左図は「手開き」傘の骨です。
ジャンプ式傘には下ろくろにスプリングが収まっています。
ミニ傘は構造が複雑で小さいはと目まで数えると約50個のパーツからできています。
どの種類の骨も全て手作業で組み立てられます。
骨の「品質」は各工場の組立工程でも差が出ますが、それぞれのパーツの素材の質や肉厚とも関係が深いです。だから肉厚のある素材は重いのですが、丈夫とも言えます
左の写真は「駒裁断」の風景です。反物になっている傘の生地を専用の包丁(カッター)でそれぞれの傘骨に合わせた「型」と呼ばれる木製の定規を当てて三角にカットします。親骨本数と同数枚の傘用生地を縫い合わせて1枚にしたものを「カバー」と呼んでいます。ちなみに三角の駒の2辺が「バイヤス」で伸びるために傘はあのように丸みのある形状のモノになります。だから伸びる「バイヤス」のために駒の縫い合わせは1本糸使いのチェーンステッチミシンで縫い合わせます。
上記の「カバー」の各角に「露先」を縫い付けます。骨の親骨に差し込んでカバーを固定するためのパーツです。
素材には合金・樹脂・木があり、形や色は豊富です。
「露先」を縫い付ける方法は2種類あり、最近ではミシンで縫いつけるものも多いですが、以前はほとんどが手縫いで、その糸には「蝋引き糸」を使用しています。糸に蝋を引くことで糸に強度と撥水性が付加されます。
手で持つパーツは「手元」と言います。素材に木・金属・樹脂があり各特質によって値段や製品イメージも変わります。木は比較的安価な合板と自然木を使った高級なものがあり「高級木手元」の葡萄や桜や寒竹などは「職人」の方々が作っています。樹脂は種類によって機能特性(接着性など)や外観イメージ(光沢感など)が違います。金属では錆に強いアルミや合金が多く使用されています。
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